水戸駅直結のクエストリウマチ膠原病内科クリニック

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スタッフ紹介

クエスト リウマチ・
膠原病内科クリニック 院長
林 太智

このたび茨城県の文化・政治・交通の中心である水戸の地、水戸駅においてリウマチ・膠原病の専門クリニックを開院しました。これからはより広域の方々に先進的で患者視点の医療を提供していきたいと考えています。

私は、筑波大学の膠原病リウマチアレルギー内科に所属し、その再建に協力してきました。筑波大学の教員としての業務と兼務する形で、2012年には(株)日立製作所ひたちなか総合病院において「リウマチ膠原病センター」を開設、センター長として全国的に有数のリウマチ膠原病診療施設に育て上げてきました。

それぞれ約10年間にわたり、診療に加えて、学術的、教育的立場で勤務してきましたが、私ごとながら、論語に言う「不惑・知命」の年齢となり、自然と広く多くの患者さんに私ならではの繊細な医療を届けることこそが天与の使命と思うようになりました。私の次の10年「NEXT DECADE」は患者さんへの感謝・還元に捧げたいとの思いで発起した次第です。

リウマチ膠原病の専門クリニックとして開設しましたが、リウマチ性疾患・膠原病診療ではハイレベルの「総合診療」が求められるため、必然的に総合診療医としてのスキルが身についていると自負しています。

総合診療の「指導医」としても活動してきましたので、生活習慣病や骨粗鬆症から美容に至るまで、リウマチ膠原病以外の患者さんもご気軽に、遠慮なくご相談ください。

ビルテナントでありながら460㎡の診療スペースを確保、大型の診療機器も多数導入し、受診当日に血液検査結果が確認できるなど総合病院ならではのスタイルはそのままにクリニックとしての快適性も追求しました。

クリニック名の「クエスト」は<探究>という意味です。患者さん中心の医療の<探究>、学問の<探究>、クリニックとしての快適性の<探究>などなど、今後も歩みを止めず<探究>していきます。新たな扉をひらき、医療のその先へ、健康のその先へ、一緒に歩み続けましょう。

経歴

1998年03月

筑波大学医学専門学群 卒業

2006年03月

筑波大学大学院 人間総合科学研究科
先端応用医学専攻 臨床免疫学 修了

2006年04月

恩賜財団 水戸済生会総合病院
内科(リウマチ・膠原病)部長

2007年10月

筑波大学附属病院
膠原病リウマチアレルギー内科 病院講師

2007年11月

筑波大学大学院 人間総合科学研究科 疾患制御医学
/先端応用医学専攻臨床免疫学 講師

2011年04月

筑波大学大学院 人間総合科学研究科
疾患制御医学臨床免疫学 准教授(筑波大学附属病院 ひたちなか社会連携教育研究センター)

2011年10月

筑波大学 医学医療系 内科 准教授(改組・改称)(筑波大学附属病院 ひたちなか社会連携教育研究センター)

2012年10月

株式会社 日立製作所
ひたちなか総合病院リウマチ膠原病センター
センター長 兼務

2020年12月

クエストリウマチ膠原病内科クリニック 院長

学位
  • 博士(医学)
学会
  • 日本リウマチ学会 評議員、専門医、指導医、登録ソノグラファー
  • 日本医師会 認定産業医
  • 日本内科学会 総合内科専門医、指導医
  • 日本プライマリケア学会 認定医、指導医

林 太智の実績

主な学術活動

厚生労働科学研究費補助金

難治性血管炎に関する調査研究班(2010年~)

科学研究費助成事業(文部科研)

インターロイキン‐21の分子機構の解明とその制御による免疫疾患の新規治療法の検討(2011-2012年)

厚生労働科学研究費補助金
指定研究

我が国における関節リウマチ治療の標準化に関する多層的研究班(2011-2016年)

国際炎症性筋疾患分類基準
プロジェクト

(2017年)

代表的な論文

特発性炎症性筋疾患 (idiopathic inflammatory myopathies:IIM)
2017年ヨーロッパリウマチ学会/アメリカリウマチ学会分類基準

EULAR/ACR Classification Criteria for Adult and Juvenile Idiopathic Inflammatory Myopathies and their Major Subgroups

Ingrid E Lundberg, Anna Tjärnlund'', Matteo Bottai , Victoria P Werth, Clarissa Pilkington, Marianne de Visser, Lars Alfredsson. Anthony A Amato. Richard J Barohn, Matthew H Liang, Jasvinder A Singh, Rohit Aggarwal, Snjolaug Arnardottir, Hector Chinoy, Robert G Cooper, Katalin Dankó, Mazen M Dimachkie, Brian M Feldman, Ignacio Garcia-De La Torre, Patrick Gordon, Taichi Hayashi, James D Katz, Hitoshi Kohsaka, Peter A Lachenbruch, Bianca A Lang, Yuhui Li, Chester V Oddis, Marzena Olesinska, Ann M Reed, Lidia Rutkowska-Sak, Helga Sanner, Albert SelvaO'Callaghan, Yeong Wook Song, Jiri Vencovsky, Steven R Ytterberg, Frederick W Miller, Lisa G Rider, the International Myositis Classification Criteria Project consortium, the Euromyositis register, and the Juvenile dermatomyositis cohort biomarker study and repository (JDRG) (United Kingdom and Ireland)

※炎症性筋疾患(多発性筋炎・皮膚筋炎)の新・診断基準を示した論文です

※ 横スクロールでご覧いただけます →

項 目 生検なし 生検あり
発症年齢 最初の症状の発現年齢が18歳以上40歳未満 1.3 1.5
最初の症状の発現年齢が40歳以上 2.1 2.2
筋力低下 進行性の上肢近位筋の客観的な対称性筋力低下 0.7 0.7
進行性の下肢近位筋の客観的な対称性筋力低下 0.8 0.5
頸部伸筋より頸部屈筋が相対的に低下 1.9 1.6
下肢では遠位筋より近位筋が相対的に低下 0.9 1.2
皮膚症状 ヘリオトロープ疹 3.1 3.2
ゴットロン丘疹 2.1 2.7
ゴットロン徴候 3.3 3.7
臨床症状 嚥下障害または食道運動障害 0.7 0.6
検査所見 抗Jo-1抗体陽性 3.9 3.8
血清CK、LDH、AST、ALTなどの正常上限以上の上昇 1.3 1.4
筋生検 筋繊維内には侵入しない筋繊維周囲の単核球の浸潤 1.7
筋周囲あるいは血管周囲の単核球の浸潤 1.2
筋束周辺部の萎縮 1.9
縁取り空胞 3.1

特発性炎症性筋疾患の分類

・筋生検なしで5.5以上 (感度87%、特異度82%)
・筋生検ありで6.7以上 (感度93%、特異度88%)

◆確率90%以上 → definite IIM
・筋生検なしで7.5以上
・筋生検ありで8.7以上

◆確率55%以上 → probable IIM
・筋生検なしで5.5以上
・筋生検ありで6.7以上

◆確率50%以上55%未満 → possible IIM
・筋生検なしで5.3以上5.5未満
・筋生検ありで6.5以上6.7未満

特徴的な皮疹を呈する場合、筋病理所見なしでも分類、皮疹がない場合は筋生検を推奨、筋力低下がない皮膚筋炎では皮膚生検を推奨 

* 2017 European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology classification criteria for adult and juvenile idiopathic inflammatory myopathies and their major subgroups. Lundberg IE et al. Ann Rheum Dis. 2017 Dec;76:1955-1964.

筑波大学 医学医療系 内科学
(膠原病・リウマチ・アレルギー)

1999年 入職
2007年 教員として勤務(現在まで)

(株) 日立製作所
ひたちなか総合病院 リウマチ膠原病センター

2011年 赴任 リウマチ科開設 患者数120人
2012年 センター開設 常勤医2名
2015年12月 常勤医3名
2016年04月 常勤医4名
2017年10月 診療累計患者数2,400人突破

外来患者内訳
(2019年10月集計)

関節リウマチ:884件 悪性関節リウマチ:5件 若年性特発性関節炎:8件 回帰性リウマチ:6件 RS3PE症候群:6件 リウマチ性多発筋痛症:23件 強直性脊椎炎:5件 リウマチ性多発筋痛症:23件 反応性関節炎:12件 乾癬性関節炎:34件 SAPHO症候群:14件 IgG4関連疾患:20件 シェーグレン症候群:84件 抗リン脂質抗体症候群:6件 全身性エリテマトーデス:115件 混合性結合組織病:19件 強皮症:70件 炎症性筋疾患:34件 ANCA関連血管炎:39件 IgA血管炎:6件 結節性多発動脈炎:5件 大型血管炎:23件 成人発症スチル:18件 ベーチェット病:31件 サルコイドーシス:8件 線維筋痛症:6件 キャッスルマン病:5件 再発性多発軟骨炎:1件 コーガン症候群:1件

入院患者疾患割合
(2018年11月~2019年10月)

平均20〜30例程度の入院患者を診療

全身性血管炎、膠原病の入院が多く、関節リウマチの患者さんの入院が少ないことは、ハイレベルの診療を実践していることを示唆するものと自負しています。

全身性小型血管炎(SVV):14% 全身性小型血管炎(LVV):11% SLE、MCTD:23% 炎症性筋疾患(IM):7% 強皮症(SSc):7% IgG4RD、SS:6% AOSD:4% キャッスルマン病:1% BD、サルコイドーシス:2% 脊椎関節炎(SpA):2% 関節リウマチ(RA)、RS3PE:23%

分子標的薬の使用実績
(2019年10月集計)

関節リウマチ

[ グラフ準備中 ]

関節リウマチ以外

[ グラフ準備中]

クエスト リウマチ・
膠原病内科クリニック
リウマチケア看護師
高橋幸宏

リウマチ領域の豊富な知識と経験を持つ、専任看護師。
エコーで症状を見極めながら、リウマチ・膠原病の治療、日常生活での注意点まで細かくアドバイスします。

学会
  • 公益財団法人日本リウマチ財団登録
    リウマチケア看護師
  • 一般社団法人日本リウマチ学会登録
    ソノグラファー
クエスト リウマチ・
膠原病内科クリニック
Ambulatory care Pharmacist
(アンビュラトリーケア薬剤師)
奥村健二

診察室に医師と共に常駐する
専任薬剤師。

リウマチ・膠原病関連をはじめ、幅広い薬剤に精通。高額医療費などの公費や生活習慣病対策まで、患者様をトータルでサポートします。

診療時間
09:00~12:00 - -
14:00~17:30 - -

※休診日:木・日・祝

*受付時間は、各回診療時間の30分前まで

〒310-0015
茨城県水戸市宮町1丁目2−4 MYMビル4階

JR水戸駅北口直結
常磐線・水郡線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線

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